東国原氏のこれまでの歩みは決して平坦ではなかった。タレント時代のスキャンダルや、政治家転身後の激しいバッシングなど、常に嵐の中に身を置いてきた。そうした波乱万丈な人生を共にする中で、夫婦の間には独自の「暗黙のルール」が築かれていったという。
それは、「互いの領域に踏み込みすぎないこと」と「危機に瀕したときこそユーモアを忘れないこと」だ。世間からどれだけ批判を浴びようとも、家の中だけは世間の喧騒から切り離された空間であり続ける。この絶対的な安心感があるからこそ、東国原氏は還暦を過ぎてなお、牙を失わずに発言し続けられるのだろう。