原作を手掛けたのは、『半沢直樹』や『下町ロケット』などヒット作を連発してきたベストセラー作家の池井戸潤だ。彼が得意とする「どん底からの大逆転」の黄金パターンにラグビーというチームスポーツを組み合わせた構成は、まさに真骨頂と呼ぶにふさわしい。
そして、この重厚な原作を極上のエンターテインメントに昇華させたのがTBSテレビの名物枠「日曜劇場」である。重厚なカメラワーク、感情を揺さぶる劇伴音楽、そして重々しい緊張感と爽快なカタルシスの緩急。同枠が長年培ってきた重厚なドラマ制作のノウハウが惜しみなく注ぎ込まれ、単なるスポーツものにとどまらない企業サスペンスとしての質感を確立した。