この楽曲の凄みを語る上で外せないのが、参加したボーカリストたちの顔ぶれだ。時代のアイコンとして社会現象を巻き起こしていた安室奈美恵、圧倒的な歌唱力と透明感を誇った華原朋美、そしてスタジアムを熱狂の渦に巻き込んでいたglobeのKEIKOとMARC PANTHER。さらにTRFやhitomi、dosなど、当時のヒットチャートを独占していた主役たちが次々とマイクの前に立った。
個々の歌声が持つエネルギーはすさまじく、バトンをつなぐように歌い継がれる構成は圧巻のひと言に尽きる。サビに向かって重なり合う重厚なコーラスワークは、エゴを削ぎ落としたアーティストたちが純粋にひとつのメッセージに共鳴したからこそ生まれた、奇跡的な瞬間だった。