検針票を見て「一人暮らしなのにガス代が1万円を超えた」とショックを受ける人は少なくありません。結論から言えば、都市ガスで1万円超えなら明らかな使いすぎ、プロパンガスであれば冬場に十分起こり得る範囲です。
特に12月〜3月にかけてガス代が跳ね上がるのには、明確な物理的理由があります。冬場は水道水の水温が5℃前後にまで冷え込むため、夏場(水温約20〜25℃)と同じ42℃のお湯を沸かす場合でも、2倍以上のガスエネルギーを消費する計算になります。
さらに冬特有の行動パターンとして、以下の要因が重なります。
- 寒さからシャワーを浴びる時間が無意識に長くなる(15分以上の出しっぱなし)
- シャワーだけでなく毎日湯船にお湯を張り、追い焚きを頻繁に利用する
- 洗い物をする際に給湯器の温水設定を高くしたまま流し続ける
家庭内のガス消費において、約7割〜8割はお風呂や給湯が占めています。自炊を一切しなくても、冬場のお風呂の使い方ひとつで請求額が数千円単位で跳ね上がる仕組みです。