キャッシュレス決済の普及も、事前精算の風景を塗り替えた。機械の読み取り部にSuicaなどの交通系ICカードや、PayPayをはじめとするコード決済をかざす光景はもはや日常だ。フィンテック・キャッシュレス決済の進展によって、現金の補充や釣銭切れに伴う機械停止のリスクは激減した。
さらに決済の先にある「完全自動化」として熱い視線を集めているのがETCGOだ。高速道路の料金収受で培われたETC技術を街中の民間施設へ応用するこの仕組みでは、出口ゲートへ車を近づけるだけで車載器とアンテナが無線通信を行い、自動で決済が完了する。
窓を開けて冷風や雨にさらされることもなく、財布やスマートフォンを取り出す動作すら不要。決済が完全にバックグラウンド化されることで、駐車場利用の摩擦は限りなくゼロへと近づいている。