ここで改めて、相本久美子の若い頃の輝かしい足跡を振り返ってみましょう。1974年にスカウトされたことをきっかけに芸能界入りを果たした彼女は、大手芸能事務所「芸映」に所属し、アイドル歌手としてデビューを飾りました。
彼女の知名度を一気に国民的なものにしたのが、日本テレビ系列の日曜昼の伝説的生放送番組『TVジョッキー 日曜大行進』です。司会の土居まさるとともにアシスタントを務めた相本久美子は、番組の名物コーナー「珍人集合」や「奇人変人」の過激なパフォーマンスを絶妙なリアクションと愛らしい笑顔で包み込み、日曜の昼下がりに欠かせない癒やしの象徴となりました。番組内で挑戦者に手渡される「白いギター」や「ジーンズ」に憧れた視聴者も多いはずです。
歌手としても「さよならは出発(たびだち)」や「初恋時代」など数多くのシングルをリリースし、爽やかな歌声でヒットを記録。ドラマやグラビアなどマルチな才能を発揮し、70年代後半から80年代のエンタメ界を牽引する中心人物として黄金期を築きました。