アクエリアスとポカリの決定的な違い|成分・風邪・運動時の選び方真相

アクエリアスとポカリの決定的な違い|成分・風邪・運動時の選び方真相

アクエリアスとポカリの決定的な違い|成分・風邪・運動時の選び方真相の注目されている理由を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。

ネット上の情報やSNSでは「風邪を引いたらとりあえずポカリかアクエリアスを飲めば万全」という認識が散見されますが、これには臨床上の重大な盲点が存在します。

下痢、嘔吐、38.5℃以上の高熱による激しい発汗を伴う「明らかな脱水症状」が疑われる場合、一般的なスポーツドリンクではナトリウム濃度が不足し、糖分が過剰になる恐れがあります。この領域で真価を発揮するのが、特別用途食品(個別評価型病者用食品)に分類される「経口補水液(OS-1など)」です。

経口補水液は、スポーツドリンクに比べて糖質が約半分(約2.5g/100ml)に抑えられている一方、ナトリウム濃度は2倍以上(約115mg/100ml)配合されています。重度の脱水状態にある患者の腸管粘膜に対し、最も素早く安全に水分を吸収させるための医学的配合比率(WHO提唱の経口補水療法に基づく)で作られています。「予防や軽度の体調不良にはポカリ・アクエリアス」「下痢・嘔吐を伴う本格的な脱水には経口補水液」という明確な境界線を認識しておく必要があります。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。