熱帯雨林生まれのビレッティアにとって、日本の寒冷な冬は最大の難関です。耐寒性は決して高くなく、安全に越冬させるためのボーダーラインは室温12℃以上、理想的には15℃以上を常時キープすることです。
【冬場の温度と配置の工夫】
10℃を下回ると成長が完全にストップし、8℃以下になると低温障害により葉が黒ずんで脱落し始めます。夜間の窓際は放射冷却で外気温並みに冷え込むため、夕方以降は部屋の中央部や高い位置へ移動させるのが鉄則です。床置きは冷気が滞留しやすいため、プラントスタンドや棚板を活用しましょう。
【冬期の水やりと湿度コントロール】
気温が下がる冬場は吸水スピードが著しく鈍化します。用土全体が完全に乾いてからさらに2〜3日待ってから、気温が高い昼前後にぬるま湯(20〜25℃程度)を控えめに与えます。一方で、暖房による空気の乾燥は大敵です。湿度が40%を下回るとハダニの温床となるため、加湿器を稼働させつつ、こまめにぬるま湯で葉水(シリンジ)を行って湿度60%前後を維持してください。