真価が問われるのは、冬の全国大学ラグビーフットボール選手権大会だ。帝京大学や明治大学、早稲田大学といった関東のメガパワーに対し、関西勢は真っ向勝負を挑む。かつて囁かれた「前半は互角だが後半にフィジカル差で圧倒される」という都市伝説は、すでに過去のものとなった。
80分間途切れないハイテンポな連続攻撃と、重厚な密着戦。関西のリーグ戦で毎週のように極限状態を経験してきた選手たちは、全国の舞台でも気後れすることなく自らのスタイルを貫く。関東の強豪を相手に接戦を制し、勝利をたぐり寄せる光景は、もはや奇跡ではなく必然の結果として受け止められている。