ハードロックの力強さだけでなく、キャッチーなメロディとスケール感あるサウンドメイクもB'zの大きな魅力だ。それを陰で支え続けてきたのが歴代のキーボーディストたちである。
30年近くにわたりB'zのライブサウンドの要として君臨した増田隆宣のオルガンやピアノは、まさにファンの原体験と言える。そして近年、そのバトンを受け継いだサム・ポマンティは、若きマルチプレイヤーとして現代的なアレンジと煌びやかなサウンドを加えた。シンセサイザーの壁面を自在に操り、コーラスでも稲葉のハイトーンを支える彼の存在は、バンドの音像をより色彩豊かなものへと進化させている。