Q1:関東ローム層は地震の揺れを増幅させやすいですか?
A1:一般論として、沖積低地(泥や砂が堆積した平野部)に比べると揺れの増幅率は低く、建物の揺れは抑えられます。ただし、表層の腐植土が極端に厚い場合や盛土部分では局所的に揺れが大きくなることがあるため、地盤調査データの確認が推奨されます。
Q2:家庭菜園やガーデニング用として関東ローム層の土は適していますか?
A2:関東ローム層自体は鉱物的な火山灰土でリン酸を吸着・固定してしまう性質(リン酸固定力)が強く、植物の栄養分となる有機物が乏しいため、そのままでは植物が育ちにくい土壌です。土壌改良材(腐葉土や堆肥)を混ぜて通気性と養分を補う必要があります。
Q3:土地の地名に「台」や「丘」がついていれば必ず強固な関東ローム層ですか?
A3:地名だけで判断するのは危険です。「〇〇台」「〇〇丘」といった瑞祥地名であっても、元々は谷間や湿地だった場所を埋め立てた大規模造成地である事例は首都圏に多数存在します。必ず国土地理院の「治水地形分類図」や古地図で元の地形を確認してください。