ライトノベルにおいて、人気イラストレーターが手掛ける表紙イラストと挿絵は単なる添え物ではありません。作品の売れ行きを左右するだけでなく、キャラクターの魅力(キャラ立ち)を最大化する共同制作者としての役割を果たしています。
かつてライトノベルの主な対象年齢は中高生男子とされていました。しかし現在の読者層データを見ると、10代の若年層から30代・40代の社会人層まで均等に分布しています。1990年代〜2000年代のラノベブームをリアルタイムで体験した世代が読者として定着し続けるとともに、スマートフォンでの読書習慣を持つ新たな世代が絶え間なく流入しているためです。
読者の年齢層拡大に伴い、大人の鑑賞に堪えうる骨太なSF・ファンタジーや、社会人のリアルな悩みを投影したオフィスラブコメなど、取り扱うテーマの幅も飛躍的に広がっています。