SNSやレビューサイトを覗くと、「数回使ったら動かなくなった」「壊れやすい」といったネガティブな書き込みを目にすることがあります。しかし、構造的な仕組みとユーザーの使用状況を検証すると、物理的な故障ではなく「使い方の手順ミス」に起因するケースが9割以上を占めていることが分かります。
ゼクシィの加湿器には、水を微細な粒子にして噴霧する超音波振動式が採用されています。この方式は熱を持たず静音性に優れる反面、非常に繊細な構造です。壊れたと勘違いされやすい主な理由には、以下の3点が挙げられます。
第一に、内部にある給水芯(吸水スティック)が完全に水を吸い上げていない状態で作動させてしまうことです。乾いた状態のまま通電すると、超音波振動板に水が届かず、ミストが一切発生しません。
第二に、給水芯を支える内部の小さなバネ(スプリング)のセット不良です。給水芯をセットする際、バネが外れたり上下逆になったりすると、振動板と芯の接触が断たれてミストが出なくなります。
第三に、電源供給のアンダーパワー(出力不足)です。パソコンの古いUSBポートやタコ足配線のUSBハブから給電している場合、電圧が安定せず、LEDライトは点灯してもミスト噴霧の電力が足りずに停止してしまうトラブルが発生します。