数多ある製品の中から、真に価値ある一枚をどう見極めるべきか。取材に応じた整形外科医および運動療法のエキスパート陣は、次の3項目を挙げる。
第一に、張力(テンション)を細かく段階調整できること。最初から強すぎる締め付けをかけると、血流を阻害し逆効果を招く。日々の体調に合わせて微調整できる機構が不可欠だ。第二に、脇の下のクッション性。ここが粗雑な製品は摩擦で痛みが生じ、数日でタンスの肥やしになる。第三に、大胸筋を圧迫せず、肩関節を自然に外側へ誘導するカッティングが施されているかだ。
身体を拘束するのではなく、正しい骨格の位置を筋肉に「記憶させる」ためのガイド役として機能するものを選ぶのが鉄則と言える。