結論から明言すると、阿部寛と夏川結衣が私生活で結婚した事実は過去一度もありません。それにもかかわらず、検索窓に「阿部寛 夏川結衣 結婚の噂」というサジェストが残り続ける背景には、作品内であまりに自然な空気感を醸し出していた二人の圧倒的な演技力があります。
阿部寛は『結婚できない男』が大きな反響を呼んだ翌年の2007年11月、43歳のときに15歳年下の元OL(一般女性)との結婚を発表しました。記者会見ではドラマのタイトルをもじり「『結婚できない男』が結婚することになりました」とユーモアたっぷりに報告し、会見場を大いに沸かせたエピソードは今なお語り草です。
一方の夏川結衣は、現在に至るまで未婚(独身)です。過去には人気芸人との交際報道などが週刊誌を賑わせた時期もありましたが、生涯を通じて自立した生き方を選択しています。生活感に過度に縛られず、芯の通った大人の女性像を確立していることが、夏川結衣の女優としての唯一無二の品格に直結しています。
視聴者の脳裏に「二人は夫婦なのでは」と強く焼き付いたのは、後述する是枝裕和監督の映画やドラマにおいて、長年連れ添った夫婦役を極めて自然体に演じきっていたことが最大の要因です。