アキコがオープンしたシンプルで清潔感あふれるお店。その外観や周辺ロケ地の中心となったのが、東京都世田谷区に位置する落ち着いた商店街エリアだ。ノスタルジックな路面電車が走る東急世田谷線沿線は、ドラマの中で描かれた穏やかな時間の流れそのものを体現している。
小林聡美扮するアキコが、大きなガラス窓越しに外を眺めたり、看板猫の「たろ」と戯れたりしていた店先。実際の撮影には、実在する店舗や一軒家の空間が巧みに使用された。通りを歩けば、アキコが買い出しに使った日用品店や、近所の住人たちが交わす挨拶の声が聞こえてきそうな角曲がりが、当時のままの雰囲気を残している。