『魔女の宅急便』は海外でも高い評価を得ており、特に米ウォルト・ディズニー・スタジオが制作した英語版吹き替え(1998年公開版)は豪華なキャスティングで話題を呼びました。
【英語版吹き替えの主要キャスト】
- キキ:キルスティン・ダンスト(映画『スパイダーマン』ヒロイン役など)
- ジジ:フィル・ハートマン(名コメディ俳優)
- ウルスラ:ジェーン・ガラファロ
- トンボ:マシュー・ローレンス
- 老婦人:デビー・レイノルズ(映画『雨に唄えば』主演)
英語版の大きな特徴は、ジジのキャラクター描写です。日本版のジジが中性的で控えめな可愛らしさを持つのに対し、フィル・ハートマン演じる英語版ジジは皮肉屋で陽気な男性寄りのトーンに脚色されました。さらに初期の英語版では、ラストシーンでジジが再び英語を話すセリフが追加されていましたが、後の再販版では宮崎監督のオリジナル意図を尊重し、日本語版同様に鳴き声のみへと修正された経緯があります。