二糖類の覚え方を徹底解説!語呂合わせと還元性の見分け方完全攻略

二糖類の覚え方を徹底解説!語呂合わせと還元性の見分け方完全攻略

二糖類の覚え方を徹底解説!語呂合わせと還元性の見分け方完全攻略の要点や背景をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

試験会場で問われるのは単なる名前だけではありません。加水分解酵素(消化酵素)の名称、水溶液中での還元性、結晶の性質など多角的なデータが絡み合います。主要な二糖類のスペックを一覧表で徹底比較します。

二糖類名称構成単糖とグリコシド結合還元性(フェーリング反応)加水分解酵素(生成物)マルトース
(麦芽糖)α-Glu + α-Glu
(α-1,4結合)あり(赤色沈殿生成)マルターゼ
(Glu 2分子)スクロース
(ショ糖)α-Glu + β-Fru
(α-1,β-2結合)なし(反応しない)スクラーゼ(インベルターゼ)
(Glu + Fru:転化糖)ラクトース
(乳糖)β-Gal + α-Glu
(β-1,4結合)あり(赤色沈殿生成)ラクターゼ
(Gal + Glu)セロビオースβ-Glu + β-Glu
(β-1,4結合)あり(赤色沈殿生成)セロビアーゼ
(Glu 2分子)トレハロースα-Glu + α-Glu
(α-1,1結合)なし(反応しない)トレハラーゼ
(Glu 2分子)

共通テストや二次試験の正誤問題において、スクロースを加水分解した際に得られる等量混合物(グルコースとフルクトース)を「転化糖」と呼ぶ知識は極めて頻出です。転化糖が元のスクロースとは異なり還元性を示す理由も、加水分解によってそれぞれの単糖のヘミアセタール構造が復活するためだと論理的に説明できます。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。