はるかとみちるの関係を決定づけているのは、使命のために手を汚すことも厭わない「覚悟の共有」だ。世界を崩壊から救うため、タリスマンを探し出し、時には無辜の犠牲をも受け入れようとするふたりの態度は、うさぎたちの「誰も傷つけない」理想主義と激しく対立する。
「世界が滅びるより、みちるのいない世界の方が嫌だ」――過酷な運命を背負いながら、地獄へ落ちるならふたりで、と言わんばかりの連帯感。甘い恋愛感情を超えたその関係性は、まるでひとつの運命を共にする「従犯者」のようでもある。この美しくも切ない連帯こそが、ファンを長年魅了して止まない核心だ。