「以前の浮き輪とは全く次元が違いますよ」。葉山海岸でマリンショップを営む男性は、海面に浮かぶ純白の大型フロートを指差しながらこう語る。2026年に入り市場を席巻しているのは、耐摩耗性に優れたミリタリーグレードの複合素材で作られた高安定性エアフロートだ。
大人4人がゆったりと寛げるリビングのような空間を備え、中央には氷不要のペルチェ素子式冷却ボックス、周囲にはスマホを置くだけで充電できるソーラー給電パッドが埋め込まれている。波揺れを物理的に緩和する自動ジャイロ構造を備えた最上位モデルは、30万円を超える高価格帯でありながら、今シーズンの注文が殺到して入荷待ちが続いている。