創刊号の表紙を飾り、連続表紙記録という不滅の金字塔を打ち立てた阿部寛こそ、この黄金ルートの開拓者である。モデルとして一世を風靡したのち、劇団での下積みや一筋縄ではいかない役柄への挑戦を経て、日本を代表する本格派俳優へと登りつめたストーリーは語り継がれている。
歴史的大ヒットを記録した日曜劇場『VIVANT』での重厚な演技と規格外の存在感は記憶に新しい。威風堂々たる骨太な演技からコミカルな役どころまでを自在に行き来する振り幅は、まさに圧巻の一言。創刊期に彼が打ち立てた「モデルから名優へ」という生き様は、後輩たちにとって超えるべき偉大な指標であり続けている。