役者としての高い評価の一方で、彼の核には常に音楽が存在する。バンド編成を強みとするグループにおいて、ギタリストとして奏でる音色はあまりにも無骨で熱い。指先から溢れ出る歪んだディストーションサウンドは、従来の男性アイドル像が持つ綺麗めなイメージを気持ちよく打ち破ってくれる。
技術をひけらかすためではなく、楽曲の感情を最大限に引き出すためのギタープレイ。ソロパートで歪ませる音色には、泥臭く泥に塗れながら爪を研いできた彼自身の生き様がそのまま投影されている。ライブ会場を揺らす重低音と彼の激しいピッキングは、音楽ファンをも唸らせる本物の熱量を有している。