インターネット上の古い情報を見て「砂浜でバーベキューを楽しもう」とコンロを持参する来場者が後を絶ちませんが、結論から言えば、現在阿字ヶ浦海水浴場でのバーベキューは全面的に禁止されています。
市および観光協会の公式発表資料によると、バーベキュー禁止に至った背景には深刻な環境・安全問題が存在します。かつて自由な利用が認められていた時代、砂浜への燃え殻や炭の不法投棄が相次ぎ、砂に埋もれた熱い炭を踏んだ子供が重度の火傷を負う事故が多発しました。さらに、騒音トラブルや放置された生ゴミが野生動物を誘引し、衛生環境を著しく悪化させたことから、自治体条例と利用規則により「器具の持ち込み・直火を問わず火気使用の全面禁止」という厳しい措置が敷かれるに至りました。
また、日よけ対策としての阿字ヶ浦海水浴場へのテント持ち込みについても明確なルールが存在します。
ワンタッチで開く小型のポップアップサンシェードは原則として持ち込み可能ですが、大型のタープやペグでロープを四方に張る本格的なキャンプ用テントは持ち込みが制限、あるいは警備員・監視員から撤去を求められる場合があります。阿字ヶ浦は外洋に面しているため午後に突風が吹きやすく、強風でペグが抜けた大型タープが飛翔して他人に激突する事故を未然に防ぐための安全管理措置です。ビーチへ持ち込む日除けは、風通しの良い小型サンシェードと砂袋ウェイトの併用に留めるのが鉄則です。