1973年5月、彼女は楽曲「コーヒーショップで」で彗星のごとくシンガーとしてデビューを果たす。切ない乙女心を抒情的に歌い上げたこの楽曲は、リリース直後からラジオのリスナーを中心に大反響を巻き起こした。
当時のオリコンチャートで瞬く間に上位へランクインし、新人としては異例のベストテン入りを記録。喫茶店文化が花開いていた時代の空気感と見事に合致した世界観、そして彼女の清楚な歌声が見事な相乗効果を生み出した。レコード店には連日ファンが押し寄せ、デビュー間もない新人歌手のシングル盤が爆発的な売り上げを叩き出すという、一大現象へと発展していったのである。