車載オーディオでSpotifyを再生する際、選択する接続手段によって音質や操作感覚は大きく変化する。現在、主流となっているのは「Bluetooth接続」「Apple CarPlay / Android Auto」「AUX(外部入力)接続」の3つだ。
最も手軽なBluetooth接続はケーブル不要の利便性が魅力だが、音声データの圧縮(SBCやAACコーデック)に伴う高音域の微細な減衰が生じやすい。これに対して、Apple CarPlayやAndroid Autoを利用した接続では、Wi-FiやUSBケーブルを介して高解像度のデジタル音声信号を伝送できるため、解像度の高いクリアなサウンドを実現できる。さらに、ダッシュボード上の大型ディスプレイでプレイリストを視認・操作できる利便性は他を圧倒する。
一方、旧型モデルやシンプルなオーディオ環境で根強い人気を誇るAUX接続は、スマートフォン側のDAC(デジタル・アナログコンバーター)の性能に依存するものの、無線の電波干渉や遅延とは無縁のダイレクトなアナログ伝送が可能だ。ノイズを抑えた高品位なオーディオケーブルを利用することで、予想以上に深みのあるサウンドを鳴らすことができる。