愛猫を亡くしたあとの深刻な喪失感や罪悪感は、いわゆる「ペットロス」と呼ばれる心の状態であり、決して特別なことではない。専門機関である日本ペットロス協会なども、悲しみを無理に抑え込むのではなく、感情を自然に表現し受容していくことの重要性を指摘している。
このプロセスにおいて、メモリアルグッズは極めて大きな役割を果たす。形あるアイテムに触れ、声をかけ、手入れをする一連の行為は、ペットロスケアの観点からも心の整理を助ける心理的儀式となる。メモリアルグッズは単なる記念品ではなく、傷ついた心が回復へと向かうための「架け橋」なのだ。