アジアで大麻が合法な国はどこ?タイの医療解禁撤回と渡航リスク

アジアで大麻が合法な国はどこ?タイの医療解禁撤回と渡航リスク

アジアで大麻が合法な国はどこ?タイの医療解禁撤回と渡航リスクに関する主要な事実を丁寧にまとめました。詳細な解説をご覧ください。

「アジアのどこで大麻が合法化されているのか」――この問いに対する答えは、地域によって極端に二分される。結論から言えば、娯楽用大麻を全面的に容認している国はアジアには存在しない。かつてアジアで唯一、指定植物リストから大麻を除外し事実上の自由化を進めたタイでさえ、現在は厳しい規制の再強化へと舵を切った。

「アジアの大麻天国」という初期のイメージは急速に過去のものとなりつつある。現在のタイでは、医療用途での利用に限定した法制度への全面移行が進められており、医師の処方箋や許可証のない所持・使用、公共の場での吸引には過料や禁錮刑が科される。韓国や台湾、タイ以外の東南アジア諸国では一貫して非合法であり、自国民だけでなく外国人旅行者に対しても例外なく極めて厳しい取締りが行われている。合法・違法の境目は国境線をまたぐだけで天と地ほどの差を生み出しているのが現状だ。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。