2018年の活動休止から2026年の脱退発表に至る過程で、水面下の摩擦はついに公のものとなった。PESが自身のSNSで明かした「2017年末には事実上離脱していた」「知人関係にすら戻れない」という衝撃的な告白は、長年グループを支持してきたファンに大きな動揺を与えた。表舞台での華やかなチームワークとは裏腹に、楽屋や制作現場では深刻なコミュニケーションの断絶が起きていたという。
舞台裏を知る関係者によれば、要因は単一のトラブルではない。楽曲制作におけるメロディメイクやフックの考案など、PESに偏っていた制作負荷への不満、グループ運営における意思決定プロセスの不透明さ、そして私生活のトラブルを巡る対応の温度差が重なっていた。RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYA、SUとの間には、友人関係からスタートしたモンスターグループ特有の「甘え」と「ビジネスとしての冷徹さ」のバランス崩壊が存在していたのだ。長年積み重なったすれ違いは、対話の機会すら失わせるほどに決定的な亀裂となっていた。