燃調が濃い症状を放置すると危険!黒煙・加速不良の原因とプロの対処法

燃調が濃い症状を放置すると危険!黒煙・加速不良の原因とプロの対処法

燃調が濃い症状を放置すると危険!黒煙・加速不良の原因とプロの対処法に関する最新のニュースを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

燃調が濃くなっている車両は、ドライバーに対して五感で把握できる明確なSOSシグナルを発信しています。自動車整備工場に持ち込まれる相談ログやオーナーの手記から見えてくる、典型的な4大症状を整理しました。

第1に現れるのが、プラグかぶり症状による始動不良と失火です。混合気がリッチになりすぎると、燃え切らなかったガソリンに含まれる未燃焼炭素(カーボン)が点火プラグの電極周辺に分厚く堆積します。電極間の絶縁抵抗が低下して火花が飛ばなくなるため、セルモーターは勢いよく回るものの初爆が起きない、あるいは「ボボボ」と鈍い音を立ててエンジンがストールする現象が発生します。

第2のサインが、黒煙・排気ガスのガソリン臭です。マフラーから排出されるガスが無色透明ではなく黒味を帯びている場合、不完全燃焼を起こした炭素粒子がそのまま大気中へ放出されています。同時に、リアバンパーのマフラー開口部周辺がススで真っ黒に汚れたり、車外だけでなくエアコンの吸気口を通じて車内まで強い生ガソリン臭が漂うようになります。

第3に、アイドリング不安定の原因として顕在化します。信号待ちなどで停止している際、タコメーターの針が上下に小刻みに揺れ、エンジン全体が大きく身震いするような振動(ハンチングやラフアイドル)が伝わってきます。燃焼室内での爆発圧力がシリンダーごとに不均一になるため、スムーズな回転を維持できなくなるのです。

第4が、運転フィーリングを著しく損なう加速不良・もたつき・ボギングです。発進時や追い越し時にアクセルペダルをグッと踏み込んだ際、即座にトルクが立ち上がらず、一瞬息を呑むように「ググッ」と失速する挙動(ボギング現象)が頻発します。吸入空気の増加に対して燃料が過剰に供給され、燃焼速度が極端に落ちることで、本来のパワーが出なくなってしまいます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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