佐賀駅から長崎駅を目指す際、二大選択肢となるのが鉄道ルートと高速バスルートだ。移動スピードと快適性を追求するならば、リレー特急と西九州新幹線「かもめ」を武雄温泉駅で乗り継ぐ方法がファーストチョイスになる。所要時間は最速で約50分前後。定時性の高さと静粛性に優れた車内環境は、限られた時間を有効に使いたいビジネス客や観光客に圧倒的な人気を誇る。
一方、コストパフォーマンスと「乗り換え不要」の手軽さを重視する層に根強い支持を得ているのが、九州急行バス株式会社が運行する高速バス「九州号」だ。佐賀駅バスセンターや佐賀インターバスストップから長崎駅前までを約1時間20分〜1時間30分でダイレクトに結ぶ。乗り換えなしでゆったり座って移動できる点は、荷物の多い旅行者やシニア層にとって捨てがたい魅力だ。
料金面を比較すると、新幹線ルートの通常自由席利用で約3,600円〜4,000円台(区間・特急券による)となるのに対し、高速バスは片道2,000円前後とリーズナブルな価格設定が光る。ただし、新幹線側も事前のネット予約を活用することで割引が適用され、格段にお得な価格で利用可能だ。