主役を取り巻くサブキャラクター陣にも、劇団四季や映画界を代表するトップランナーが集結しています。
山男クリストフ役を務めるのは、元劇団四季のミュージカル俳優・原慎一郎です。普段はぶっきらぼうでありながら根は心優しい青年をナチュラルに好演し、『アナと雪の女王2』の本格的な80年代風ロックバラード「恋の迷い子(Lost in the Woods)」では、圧巻の声量と切ないメロディを見事に歌い上げました。
アナを騙すハンス王子を演じたのは、舞台『レ・ミゼラブル』のマリウス役などで知られる津田英佑です。アナと息ぴったりのデュエットを聴かせる「とびら開けて」での甘く爽やかな歌声から、終盤で本性を現す冷酷なトーンへの急転換は、観客を物語へ強烈に引き込む迫真の演技でした。
さらに『アナと雪の女王2』で物語の鍵を握る母・イドゥナ王妃役として抜擢されたのが、女優の吉田羊です。母性溢れる子守唄「魔法の川の子守唄(All Is Found)」や、エルサとの魂の共鳴を描く「みせて、あなたを(Show Yourself)」では、包容力と神秘性を兼ね備えた透き通るような歌声を披露し、女優としての表現力の深さを改めて世に示しました。