現在の鹿児島実業を語る上で欠かせない存在が、3年生でセッターを務める古川千裕選手です。身長やリーチだけでなく、その卓越したトスワークとゲームメイクのセンスは全国トップレベル。2025年U19女子世界選手権の日本代表候補にも名を連ね、卒業後は名門・筑波大学への進学が予定されています。
古川選手の魅力は、どんな乱れたボールからでもスパイカーが最も打ちやすい軌道を描く正確なトスにあります。相手ブロッカーの動きを極限まで引きつけてから放つバックトスや、意表を突くツーアタックは、対戦相手にとって脅威そのものです。
チームを支える盤石の布陣
個の力だけに頼らないのが鹿児島実業の強みです。チームの精神的支柱であり、守備の要であるリベロの祝迫凛乃選手(3年)は、チームキャプテンとしてコート内外で抜群のリーダーシップを発揮。相手の強力なスパイクを何度も拾い上げ、攻撃への起点を作り出します。
- 北野 秋華(3年・ミドルブロッカー):高い打点からのクイックと、相手の攻撃ルートを消す鋭いブロックが魅力。
- 中西 来夢(2年・オポジット):次世代のエースとして期待されるサウスポー。力強いコース打ちで得点を量産。
- 常盤 三奈(3年・オポジット):鋭いストレート打ちと安定したサーブレシーブで攻守のバランスを保つ。