スマホの画面をスクロールする手が止まらない。X(旧Twitter)のトレンドに日常的に浮上する「元ネタ特定」の文字。かつては一部の熱狂的なファンの間で密かに囁かれていた噂が、今や数万規模のリツイートを生む一大エンタメと化している。実在するK-POPアイドルや、過去に起きた実際の未解決事件。それらが「あのキャラクターのモデルではないか」と名指しされるたび、ファンのコミュニティは揺れる。
しかし、この熱狂は時に牙を剥く。作者が意図しない文脈で実在の人物が結びつけられ、炎上に発展するケースも珍しくない。創作と現実の境界線が曖昧になる中で、私たちはどこまで踏み込んでいいのだろうか。