「タトゥーは痛いのではないか」という不安は、誰しもが抱くものです。しかし、皮膚構造の観点から見ると、二の腕は人体の中で比較的痛みが少ない部位に分類されます。
痛みの強さは、感覚神経密度と、皮膚直下の骨や腱との距離に依存します。足首や肋骨、手の甲などは骨が皮膚のすぐ近くにあるため強烈な痛みを伴いますが、二の腕には豊かな上腕二頭筋・上腕三頭筋、そして皮下脂肪が存在します。これがクッションの役割を果たし、針の衝撃を緩和するのです。
「二の腕の外側は、初めてタトゥーを入れるクライアントに最も安心してお勧めできる部位の一つです。緊張で身体が強張ることも少なく、施術がスムーズに進みます。」(都内タトゥースタジオ・彫師)
なお、内側は外側に比べて皮膚が薄く感覚神経が集中しているため、ややチクチクとした刺激を感じやすいですが、小さなワンポイントであれば施術時間は短く、耐えられないほどの苦痛になることは稀です。