アリーナの誕生を語る上で外せないのが、地権者であり開発を主導した株式会社立飛ホールディングスの存在だ。かつてこの地を支えた歴史的インフラと広大な土地資産を活用し、単なる不動産賃貸業を超えた「まちづくり」のイノベーターとして同社は舵を切った。
スポーツとカルチャーを軸に地域経済を活気づける構想のもと建設された施設は、現代的な多目的インドアアリーナとして高い完成度を誇る。民間企業が自社資金を投じてこれほど本格的な興行施設を建設し、継続的に地域へ還元するモデルは全国的にも珍しい。スポーツ観戦後にショッピングや食事を楽しめる周辺環境の一体開発は、立川エリア全体の魅力を底上げする原動力となった。