日本において本楽曲が特別な位置を占めるきっかけとなったのが、高橋留美子原作のアニメ『めぞん一刻』での起用だ。オープニングテーマとして流れたこの曲は、主人公・五代裕作と音無響子が抱える切なさや孤独感と驚くほど完璧にシンクロしていた。
80年代の日本の視聴者は、TV画面から流れる洋楽の洗練されたメロディに酔いしれた。アニメの持つ叙情的な世界観と洋楽ポップスの融合は、日本の音楽ファン層を大幅に広げる結果となった。世代を超えて語り継がれる洋楽ナンバーとして定着した背景には、アニメ文化との幸福な出会いがあった。