日本において、この楽曲が特別なポジションを確立した背景には、80年代を代表するアニメ作品『めぞん一刻』の存在がある。1986年、アニメのオープニングテーマとして「Alone Again (Naturally)」が起用されたのだ。
アパートの管理人に想いを寄せる主人公・五代裕作の切ない恋心や、すれ違う登場人物たちの悲喜劇。その独特の世界観とオサリバンの切なくも温かい歌声が見事にシンクロし、当時の日本のお茶の間に強烈な印象を残した。本来の歌詞が持つ重厚な孤独感と、作品が醸し出すノスタルジーが融合したことで、日本独自のアローン・アゲイン現象が巻き起こったのである。