犬の耳が臭い・黒い耳垢の正体は?マラセチア外耳炎の原因と最新治療

犬の耳が臭い・黒い耳垢の正体は?マラセチア外耳炎の原因と最新治療

犬の耳が臭い・黒い耳垢の正体は?マラセチア外耳炎の原因と最新治療についての最新情報をお届けします。

愛犬の耳トラブルにおいて、飼い主の関わり方は「過剰なお手入れによる自爆」か「異変の放置による重症化」という両極端に陥りがちです。健全な共生関係を築くためには、家庭で担うべき日常管理と、獣医師に委ねるべき医療処置の境界線(バウンダリー)を明確に引く必要があります。

自宅ケアを推奨できるケース

  • 動物病院での初期治療が完了し、菌が陰性化した後の定期的なメンテナンス(週1回〜月2回程度)。
  • 耳の赤みや強い悪臭がなく、軽微な乾燥汚れを拭き取るだけの予防的スキンシップ。
  • 獣医師から指定された専用イヤークリーナーを用い、こすらず流し洗いできる場合。

自宅ケアを控え、直ちに動物病院を受診すべきケース

  • 耳の中が真っ赤に腫れ上がり、触ろうとすると痛がって威嚇したり鳴いたりする。
  • 黒褐色のドロドロした耳垢が大量に出ており、離れていても油っぽい悪臭が漂う。
  • 頭をしきりに傾ける(斜頚)、歩行のバランスを崩すなど、内耳・前庭疾患が疑われるサインがある。
  • アレルギー体質で、足先や目の周りなど全身の皮膚トラブルを併発している。
高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。