メイウェザーといえば、2018年大晦日の「RIZIN.14」で那須川天心と対戦し、1ラウンドわずか139秒で3度のダウンを奪って圧倒した記憶が強烈に残っています。当時の那須川天心戦と今回の朝倉未来戦では、戦況の質が大きく異なっていました。
最大の要因は体格差と打撃の重さです。フェザー級(約66kg)を主戦場とする朝倉未来は、前日計量なしの当日推定体重でメイウェザーを数キロ上回っていました。MMA特有の変則的なステップとフェイントを織り交ぜたパンチはメイウェザーの顔面を捉え、試合後にメイウェザー自身が「彼の一撃はソリッドで力強かった」と認めるほどでした。
那須川戦では終始笑みを浮かべながら蹂躙したメイウェザーが、未来戦では第2ラウンドに明確な殺気を見せて踏み込んできた姿は、未来が世界王者の本能を呼び覚ました証拠としてファンの間で高く評価されました。