購入を検討する多くのプレーヤーが直面するのが、「アトムズの硬式グラブと軟式グラブは何が違うのか」という疑問です。カタログスペックや外観だけでは判別が難しいほど、アトムズの軟式ラインナップは硬式用に近い作り込みが施されています。
最大の違いは、主に使用される皮革の厚み調整や芯材の硬度バランスにあります。硬式用が140キロを超える猛烈な打球衝撃を想定して極めて硬い芯材と重厚な革を使用しているのに対し、軟式用は適度な軽量感と操作性を両立させるため、芯材の厚みをミリ単位で微調整しています。しかし、革自体のグレードを下げるようなコストカットは一切行われていません。
特に高い評価を得ているのが、北海道産和牛を兵庫県姫路市の名門タンナー「寺田製革所」で鞣した「寺田レザー(TERADA LEATHER)」を採用したモデルです。寺田レザーは、きめ細やかな銀面(革の表面)と、繊維がぎっしりと詰まったコシの強さが特徴です。水気や汗にも強く、使い込むほどに使用者の手の形状に馴染んで独特の艶を放ちます。大手メーカーの同価格帯グラブと比較しても、耐久性と経年変化の美しさにおいて明確なアドバンテージを確立しています。