タイヤチェンジャーは、ホイールからタイヤを取り外し、新しいタイヤを組み込むための専用機械です。一般的な業務用チェンジャーは、ビードをホイールから剥がすビードブレーカー、ホイールを固定するターンテーブル(チャック)、そしてタイヤのビードをすくい上げてガイドするマウントヘッドの3つの主要機構で構成されています。
作業に取り掛かる前に必ず確認すべきは、作業環境の整備と機械のセッティングです。プロ向けエアー駆動式タイヤチェンジャーの場合、供給するタイヤチェンジャーエアー圧力は一般的に0.8〜1.0MPa(約8〜10kgf/cm²)の範囲で安定している必要があります。エアー圧が不足していると、ビードブレーカーの破断力が落ちるだけでなく、ターンテーブルのクランプが作業中に緩み、ホイールが回転してリムに深い傷が入る大事故につながります。
また、作業時は長袖・作業用グローブ(グリップ力が高く巻き込まれにくいもの)・保護メガネを着用し、バルブコアを専用ドライバー(ムシ回し)で抜いて内部の空気を完全に抜いておくことが絶対条件です。