SNSや知恵袋などのコミュニティでは、「毎日サプリを飲んでいるのに肌荒れが治らない」「サプリを飲むと胃が痛くなる」といった悩みが後を絶ちません。健康管理アプリの利用動向やユーザーの体験談を精査すると、多くの人が無意識のうちに「効率の悪い飲み方」を習慣化してしまっている実態が浮き彫りになります。
特に目立つのが、「出社前の忙しい朝に水だけでマルチビタミンを流し込む」というケースです。この飲み方をしたユーザーからは、「直後に強い胃のむかつきや胸焼けを覚えた」「黄色い尿がすぐに出てしまい、栄養がそのまま流れた気がする」という声が多数報告されています。登録栄養士のローラ・イウ氏も指摘するように、マルチビタミンに含まれる高濃度のミネラル(亜鉛や鉄)や酸性度の高いビタミンは、空腹の胃壁に直接触れると激しい胃腸障害を引き起こすリスクがあります。
また、「夜寝る前にまとめて全部飲む」という習慣も要注意です。疲労回復を狙ってビタミンB群を高用量で寝る前に摂取した結果、交感神経が刺激されて寝つきが悪くなったという実例も珍しくありません。「成分が体に働きかける時間軸」を無視した摂取法は、期待する効果を得られないばかりか生活リズムを乱す要因になります。