B.B.クィーンズの核といえば、紅一点の圧倒的なハイトーンボーカル・坪倉唯子と、泥臭くソウルフルなしわがれ声で魅了したブルースマン・近藤房之助による異色の掛け合いだ。この二人が醸し出す圧倒的な歌唱力こそが、コミックソングの枠を超えて楽曲を国民的アンセムへと昇華させた最大の要因である。
坪倉唯子はその後もトップシンガーとして第一線に立ち続け、数多くの名盤やアーティストのバックコーラスを担当。自らのソロライブやボーカリストとしてのステージを精力的に展開し、その驚異的な声量と表現力は円熟味を増している。一方の近藤房之助は、日本を代表するブルースシンガー&ギタリストとしてライブハウスのステージに立ち続け、泥臭くも温かい本物のブルースをオーディエンスに届け続けている。2026年を迎えた現在も、両名ともに現役の表現者としてステージに立ち、後進のミュージシャンたちへ多大な影響を与え続けている事実は見逃せない。