事故が起きたのは、朝の交通量が立ち始めようとする時間帯だった。埼玉県八潮市の市道を通行中だった1台の中型トラックが、突然崩れ去った路面とともに穴へと落下。現場は一瞬にして騒然とし、割れたアスファルトの間から大量の土砂と水が流出する光景が広がった。
近隣の事業所に勤務する男性は、「ガガガという地鳴りのような凄まじい衝撃音が聞こえ、窓の外を見るとトラックの車体後半が斜めに沈み込んでいた。あっという間に車体全体が穴に吸い込まれて見えなくなった」と青ざめた表情で語る。現場付近には強烈なにおいが立ち込め、亀裂が周囲の歩道や民家の壁面にまで及んでいたという。急行した消防部隊が大型クレーン車を手配し、必死の救援活動を開始したが、崩落箇所の二次崩壊リスクや水流が作業を極めて難航させた。