「やつしろ全国花火競技大会」は、日本煙火芸術協会などの協力のもと、北は秋田から南は鹿児島まで全国の精鋭花火師が腕を競い合う格式高い大会です。一般的な鑑賞型花火大会とは異なり、職人の技術と意地がぶつかり合うコンテスト形式をとっている点が最大の特徴といえます。
打ち上げ会場となる球磨川河川敷緑地(新萩原橋上流)では、18時00分から約2時間にわたり、競技玉(5号玉・10号玉の部)や迫力満点のスターマインが次々と夜空に放たれます。打ち上げ総数は約1万4,000発にのぼり、音楽とシンクロするオープニングや大会を締めくくる超ワイドスターマイン「夜空のミュージカル」は、地鳴りのような重低音とともに観客を圧倒します。
大会当日の天候判断において、八代花火大会の雨天・延期情報は公式発表が基準となります。小雨決行ですが、台風や球磨川の増水などの荒天時は翌月(例年11月上旬)への延期措置が取られるケースが通例です。秋開催ならではの澄んだ大気は煙が滞留しにくく、夏場の花火以上にクリアな発色と陰影が楽しめる点も愛好家から高く評価されています。