「舟唄」や「雨の慕情」などのメガヒットで知られる八代さんですが、歌手としての出発点は決して平坦なものではありませんでした。八代亜紀の経歴プロフィールを振り返ると、熊本県八代市から単身上京し、銀座のクラブ歌手として下積みを重ねた苦労人としての顔が浮かび上がります。
1971年にデビュー後、ハスキーで哀愁を帯びた歌声はもちろん、その日本人離れした彫りの深い顔立ちと抜群のスタイルで一躍スターダムへ駆け上がりました。当時の八代亜紀の若い頃の写真やジャケット画像を見ると、現代のトップモデルにも引けを取らない洗練された美貌を誇っていたことがよく分かります。
特に長距離トラックの運転手たちの間で絶大な支持を集め、「トラック野郎の女神」としてキャブ内にポスターが貼られるなど、ビジュアル面でのカリスマ性は当時から群を抜いていました。この圧倒的な大衆人気と抜群の存在感が、ビジュアルに関する関心を何十年にもわたって維持し続ける原動力となっています。