緊急事態に即応するセーフティネットの要となっているのが、同院の救命救急センターだ。脳血管障害や重症外傷、心血管疾患といった緊急度の高い患者に対し、24時間365日休むことなく専門チームがアプローチを開始する。
広域からの迅速なアクセスを可能にしているのが、同院を基地病院の一つとするドクターヘリ運用事業である。アクセスに時間を要する遠隔地や過疎地域へも、専門医と看護師が即座に上空へ飛び立ち、現場到着直後から機内で高度な初期治療を展開する。このタイムサバイバルが、救命率の向上と後遺症の低減に大きく寄与している。