理不尽に大切な家族を奪われた遺族の悲しみと憤りは、時が経っても消えることはない。被害者遺族会は、事件の風化を断固として防ぐため、街頭でのチラシ配りやインターネットを通じた情報提供の呼びかけを精力的に続けている。
こうした遺族の必死の訴えと世論の後押しを受け、本事件には捜査特別報奨金制度が適用された。遺族による私的懸賞金を合わせた公募金額は最高800万円に達しており、情報提供者に対する強力なインセンティブとなっている。金銭的インセンティブの拡大は、容疑者が身を寄せる周辺環境からの思わぬ内部告発を引き出す切り札として期待を集めている。