約20ヘクタールにおよぶ広大な敷地を持つ長池公園は、多摩丘陵本来の谷戸(やと)景観と雑木林が良好な状態で残されています。園内には目的や体力に応じた複数の長池公園の散歩コースが整備されており、四季の移ろいを肌で感じることができます。
自然散策の中心となるのが「長池」「築池」「姿池」の3つの水辺です。特に古くからの伝説が残る長池周辺や、雑木林に囲まれた築池の周囲は静寂に包まれており、水辺の生き物を間近で観察できます。年間を通じてバードウォッチングが盛んで、冬から春先にかけてはカワセミやルリビタキ、カイツブリ、ジョウビタキなどの野鳥観察を目的に、多くの愛好家が望遠レンズを携えて訪れます。
秋の深まりとともに園内を彩る紅葉の見頃は例年11月中旬から12月上旬にかけて。コナラやクヌギの黄葉に加え、長池見附橋周辺のモミジや水辺を縁取るラクウショウ(落羽松)・メタセコイアが鮮やかに色づき、レンガ調の舗装と相まって絵画のような景観を生み出します。