バンドの活動休止や解散を経て、KONTA(近藤敦)が選んだ次なる表現の場は、音楽業界にとどまらなかった。彼は持ち前の声質と卓越した演技力を武器に、声優業界へと本格的に進出する。
低く響くハスキーな声は、海外映画の吹き替えやアニメーションのキャラクターにおいて絶大な存在感を発揮した。代表作となる海外ヒーロー作品の吹き替えをはじめ、重厚で深みのある演技は多くのクリエイターから絶賛された。
ステージで歌うマイクをアフレコ用マイクに持ち替えても、彼の「声で感情を届ける」本質は変わらない。音楽と演技というふたつの領域を行き来する柔軟なキャリアは、彼が単なるバンドマンではなく、稀代の「声の表現者」であることを物語っている。